事例木部表紙中綴ノート
ご依頼日 | 2025年2月 |
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仕様 | B6サイズ/本文64ページ 中綴じ |
工程 | ① 表紙部分
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概要
森林保全活動の一環として生まれた、間伐材を活用した「木部ノート」。
国産のヒノキやスギを使用し、それぞれの木が持つ自然な香りや風合いを感じられる、環境にもやさしい一冊です。
国産の間伐材を活用したノベルティグッズのメーカー様よりご相談をいただき、企画・打ち合わせを経て商品化に至りました。現在も継続的にご依頼いただいています。中綴じだけでなく、無線綴ノート、リングノート、天のりメモなど、各種納品実績があります。
SDGsの観点からも意義深い本取り組みは、自然素材の魅力と手仕事の価値を伝える、私たちにとっても特別なプロジェクトとなりました。
こだわりポイント
表紙の折り加工
このノートの最大の特徴は、表紙に使用している木材の加工方法にあります。
薄い木材の板は、一般的な製本のように機械で折ると、折りズレやひび割れが生じてしまう恐れがあります。そのため、私たちは一枚一枚、丁寧に職人の手で折り加工を行いました。
時間と手間を惜しまず、細心の注意を払って仕上げることで、木材そのものがもつ自然な木目や風合いを最大限に活かすことができました。
このひと手間が、ナチュラルであたたかみのある表紙の仕上がりにつながっています。
